婚前道中膝栗毛

結婚前の男女がリアカーで歩いて日本縦断に挑戦する「ガチンコロマンスドキュメンタリー」笑いあり涙ありの物語。byヒデアキ&みのり

【婚前道中Q&A】人生とは目の前にやってくる「瞬間」とお見合いでもするかのように向かい合うことなんじゃないか思う。

北海道に来ている。 というか明日でゴールの洞爺湖である。正確なゴール場所としては、洞爺湖にある珍小島(ちんこじま)という最高のゴール地点である。 さて、ゴールも間際になってきたのでよく質問されることをQ&Aをまとめてみたいと思います。 Q・婚前道…

女子大生Cちゃんの話。就活ほどの勝ち戦は、ない!

東京から、Cちゃんという大学3年生の女の子がわざわざ青森まで来てくれた。会ったことがなかったのだけれど、津田の同じ部活の後輩だそうで、私の大手を4日で辞めて独立した伝説(?)を聞いて興味を持ってきてくれたらしい。その行動力にまず天晴である。 ◆…

凹み屋、ちかちゃんの話。今を生きるのはむつかしい話じゃない。

東京から、友人のちかが遊びに来てくれた。私とヒデアキとともにシェアハウスに一緒に住んでいた頃からの、切っても切れない縁。ちなみに私は仲が深まるほど当たりが強くなるので(私の愛です♡笑)、以下会話ですがもうちょっと物腰は柔らかいです笑。 ◆今を…

婚前道中? いいえ、結婚する気はさらさらないです。

「結婚」「不倫」「付き合う」「夫婦・カップル」全部、もう、古い!! 『付き合ってる』『恋人としかセックスしちゃいけない』『結婚してるから恋しちゃダメ』・・・もうね、全部古い。ボーダーをイチイチ引いてる暇あったら、分類してる暇あったら、目の前…

余命半年だったとしたらーあらゆるできない理由はどっかへ飛んでゆく。

「もし、余命半年だとしたら何をしたい?」 ある日友人にそう問われた。 その瞬間にモリモリっと心に浮かんでくる答えがあった。 でも一瞬躊躇した。だって自分自身のその答えに「え?マジで!?」と思ったから。 それは「歩いて原発に挨拶周りをして日本縦…

オシリのひからない男ーその光に、自分自身が一番感動していたらいい。

「お星さまが落っこちてきたみたいだね。」 そうみのりが優しい声で言った。 僕達の目の前には、蛍が数匹、オシリをひからせながら飛んでいる。 一日歩いた汗を流しに行った温泉の帰り道に、たまたま僕が道を間違えたことによりその現場に遭遇したのだった。…

ワタシ辞典ーヒトは独自の辞書をもっているー

辞書をひらけば、言葉の意味は書いてあるけど、それは一般的なもの。 僕はそれ以外に個人がオリジナルの辞書を脳内に持っていると思う。 そこで、いくつか僕の脳内辞書の言葉をいくつか挙げてみようと思います。 【感謝】それは自然と湧いてくる感情。時にそ…

自分をだすと必ず批判する人も現れるが、勇気をだして自分を表現すると、それに共感したり応援してくれる人も現れる。

前回の記事「ゲンパチ」の話がずいぶんと反響があった。 <a href="http://hizakurige8.hatenablog.com/entry/2015/06/04/195804" data-mce-href="http://hizakurige8.hatenablog.com/entry/2015/06/04/195804">頭がおかしいといわれても、自分で信じたことをやるだけ、いやむしろバカにされるくらいのことやろう。 - 婚前道中膝栗毛</a>hizakurige8.hatenablog.com 原発関連の記事を書くのは勇気がいるのね。人と違…

頭がおかしいといわれても、自分で信じたことをやるだけ、いやむしろバカにされるくらいのことやろう。

僕らはリアカーで歩いて鹿児島から北海道までいくわけで。 歩くルートはこんな感じ。(若干変更あり) (赤線が徒歩、緑は船または車) なんでこんな複雑なルートにしたかというと理由があって それは、全国の原子力発電所を結んでいるんですね。知らなかっ…

意味もなく生きてそれが何か問題でも?

「なんのために生きているんだかわからない」 そういう人をたまに見かける。 僕も昔はそうだったし、誰かのために世の中に利益を及ぼしていない自分は価値のない人間だと思っていた。 自分の内なる声がどんどん自分を苦しめていた。「お前なんていなければよ…

【0次産業の可能性】ちゃんとした仕事とは何か?

いのちを生きることこそ尊い仕事ではないか? 「ちゃんとした仕事をしようと思わないのですか?」ということを問われたのはあるインタビュー。 その瞬間、僕の目は2mm大きくなり、「逆に、ちゃんとした仕事ってどういうものですか?」と聞き返した。 その人…

心の井戸を掘り下げる時間。幸せと向き合わずに通り過ぎる人に、ならないように。

先日、『ハネムーンはもう古い。“婚前”旅を断然オススメする7の理由。』というのを私個人のブログに書いた。1. 恋愛相手だけでなく、“戦友”であること。2 .“空白”を、クリエイトできるか。3 .“立ち位置”の、明確化。4 .“24時間”、即ち逃げ場がないということ…

episode of NAO【小学6年生に教わった大切なこと】

僕らは、鹿児島から北海道までの道中を歩いているわけだが、様々な人が一緒に歩きにきてくれる。ヒッチハイクで来てくれたり、僕らに会ってみたいからと福岡から来てくれたり、道ばたで歩いていて声をかけてくれた方が「明日一緒に歩いていいですか?」と参…

それ、NOです!と言いたい7つのこと

歩いているとよく声をかけてもらうのですが、 それはちょっと違います!といいたい事をまとめました。 1.大変ですね No! そんなに大変ではないんです。“無理しない”をモットーにしています。修行ではないので、辛くなる前に休みます。 そして、歩くので体…

今日もおやすみ、また明日ね。

少し暗くなった時間に歩きながら、ふと口ずさんだ、メロディーと歌詞。「今日もおやすみ、また明日ね。」ごくありきたりなこの言葉は、二人にしかわからない合言葉のようにしっくりはまる。今日も一緒に寝れる喜びと、明日があるかわからない切なさ。そのメ…

「個の力」の話。私たちは恐怖した瞬間、「普通」の仮面をかぶる。

今現在福井県小浜市の、ご縁がご縁を呼んで繋がったおうちに滞在させていただいている。小浜の海の夕陽はあまりに美しくて、ただひたすら日が沈むのを眺めていた。滴りそうな真っ赤な夕陽と天高く続いていく境目のないグラデーションの空は、この世界に「同…

【遂に、始動。】まさかの、あの人との奇跡のコラボ…!

この旅始まって以来の、最大級プロジェクト。何がすごいって、ヒデアキのセンスがすごい。面白いし下衆いしくだらないけど、深いし生き方を考えさせられる。読むだけで得られるものがたくさん詰まってる。多分誰より私が感動した。とりあえず最後の最後(婚…

どうして着物で歩いているんですか?に。

着物で歩いているので、なぜ着物なんですか?という問いを受ける。では、逆に問います。なぜあなたは洋服なんですか?人生において大事な事は、答えより問いだ。※現在、京都の天の橋立婚前道中膝栗毛・mailhizakurige8@gmail.com・ Twitter婚前道中膝栗毛 (@…

恋愛に答えなんてない。「自分にとっての、愛とは何か」を考える。

「結婚」「恋愛」「パートナーシップ」。そんなのに答えなんてありはしない。「愛したい人を、愛したいだけ、愛する。」 それ以外に一体何があるっていうの?嫉妬する。そもそも嫉妬って何?愛する人は一人だけ。それでいいの?結婚したらずっと守り続けなく…

なんのために?

なんのために。 もっと無目的でいい。 自分が自分を生き抜いたら、結果誰かが感動してくれるかもしれないし、評価につながる可能性もある。 それが逆になるとおかしくなる。どれだけの成功しようと、多くの人に賞賛されようとも虚しいだけ。 ギャンブルやお…

「いのちを生きている」という実感。ヒデアキの目と私の目が似ていると言われるのはそのせいかもしれない。

2日前、鳥取岩美町のゴール地点に着いたとき、すでに日が沈んで空には星がたくさん輝いていた。長い距離を歩いた達成感と疲労感。疲れていたからこそ、思考が介在しなかった瞬間。ヒデアキの目を見たら、涙がぽろぽろと止まらなくなった。あぁ、私は今生きて…

婚前道中膝栗毛、ウォーターセブン編。ものづくりとは、人の夢までもつくることができる。

旅を初めて計3ヶ月が近づいている。リアカーはアルミ製・折りたたみ式・ノーパンクというなかなかハイテクなつくりなのだが、まわりの板や屋根、のぼり周囲は自分たちで作ったので、ガタがきていないと言えば、嘘になる。鳥取県、鳥取県西伯郡大山町上市、下…

誰もが、日々のなかで、瞬間で、実験で、化学反応をおこしていて。 何が起きるかわからない、流れの中にある

と言ったのは一緒に歩いてくれたSeren セレン環境教育事務所〜鳥取県 大山の森と水の小さなガイド屋さん〜のセレンさん。セレンさんがブログに書いてくださっていてドキュンとしたのでシェアしたいと思います。雨の中、国道9号線をあるいてみるのは、不思議…

ゲゲゲのカヤノ

鳥取県にインしてます。一緒にいる方はメールにてご連絡いただき雨の中一緒に歩いていただきました( ´ ▽ ` )ノ「ブログみてますー!お米持ってきました!」と差し入れも。ありがとうございます!そして、ありがたい事にお米をたくさんいただき、現在満員御礼…

いのちは、死なない。水を見てみたら、いのちのあり方が見えた。

水は、死なないのだろうか。 降った雨は地に注ぎ、川を流れ海に還り、蒸発して雲となりまた雨として注ぐ。それをずうっと繰り返している、そんなの誰でも知っている。 ということは、水は死なないのではないかと思ったのだ。水こそ不老不死なのではなかろう…

旅を通して手放したもの、必要と感じた物5つ。常識を疑うには非常識を試すだけでいい。

常識に疑問を抱いているならその逆をやってみる 婚前道中膝栗毛の面白いところは、常識や一般的と言われているものにとことん疑問を投げかけるところだ。「車や電車が普通だけど歩いてみよう」「新婚旅行じゃなく婚前旅行」「電気自分でつくってみよう」「お…

幾度も幾度も重ねた先にできるものがある。歩くのはある種藍染めのようなものかもしれない。

出雲市内を桜に見とれつつ歩いていると、藍色の暖簾から声をかけられた。入り口には大きな美しい藍染め。 日本ではもう1つか2つかしかない「筒描き」を行っている藍染め屋、長田染工場。江戸時代から、女性が嫁入りする際は、実家の家紋を描いて染めた風呂敷…

カヤノヒデアキという男。「衝動」を人生の選択基準に据える。

ヘッダーを変えてみました。デザインが納得いかないと専ら更新が拙いことになります。 「歩いている最中、どんなことを2人で話すんですか?」 旅のことを話しているとたまに訊かれる質問である。基本的にはヒデアキとは共通の話題が多いのでので(コミュニテ…

【第2シーズン開幕】人間は約80年に一度遷宮をしている

第2シーズン開幕。 始球式を勤めたのは、ギャル。 東京から友人が、遥々きてくれたのだ。 PRガールに任命!!! 岡山のパワースポット小倉家&岩山神社から、移動し、出雲へ。 シャーマンキングファンとしては、出雲は憧れの地だ。 オイラは確かにいいかげん…

敵を作らない革命

革命はいつも自分の内側から始まる。 外から外から一生懸命に平和を作ろうとするが、自分の心の内が平和でない人が多い。一番世界平和に貢献してるのはこういう事だと思う。 敵を倒す(自分の正しさを通す)革命はもう古い。 江戸時代の頃、攘夷を掲げて、自…