婚前道中膝栗毛

結婚前の男女がリアカーで歩いて日本縦断に挑戦する「ガチンコロマンスドキュメンタリー」笑いあり涙ありの物語。byヒデアキ&みのり

「急に嫌われ者になってしまったあなたへ」

婚前道中膝栗毛。

 

結婚前の男女がリアカーで日本縦断に挑戦する

”ガチンコロマンスドキュメンタリー”

 

 




・・・ですが、実は、もうひとつテーマがあります。それは、、

 


”日本全国の原発を歩いて周る”

 


しかも、原発感謝を送りにいく。






 

 

 

 

 

 

?????




はい、ここで「?」マークになる人もいると思います。

 

原発は反対派、賛成派それぞれだと思います。

 

 


僕はニュートラルな立ち位置をとりたい。

 

 

 

 


原発のある薩摩川内ではこのように両意見の看板がある。

 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

 

 

 

 

市内や近辺の方も意見はいろいろ。

 

 

「人間がコントロールできるものじゃない」

「あるんだから使わないのはもったいない」

「絶対反対」

 



僕も、以前国会議事堂前のデモに参加したことがある。

でも、その「反対」のエネルギーが好きになれずそれ以降行かなかった。

 

 

 

対立は対立を生む。憎しみはまた新たな憎しみを生む。

その連鎖を断ち切りたい。

だから、「反対」や「怒り」ではなく、”愛”からのアプローチをしたかった。

 

 

それが、今回の表現、手段になった。

 

 

 

 

僕はエネルギーの専門家でもないから、難しい事はわからない。

けど、それを人任せにして、責任転嫁をしたくなかった。

 

僕は僕のできること。専門家にはできず僕にはできることをする事にした。

 

ちょっと視点を変えて原発自身の気持ちになって欲しい。

 

将来を期待され、一生懸命みんなのために頑張り、
それなりの成果をだしてきた。

それが、一回の失敗で、とことん避難され、暴言をはかれる。

 

 

 

原発は何を思っているだろう?

人間の気持ちにあてはめて考えて欲しい。

 

 

 

「なんだよ、今まで、ちやほやしてたくせに。

 急にみんなして態度をごろっと変えやがって。グレてやる。」

 

「そうか。僕はダメなんだな。生きてる価値ない。」

 

 

 

上のように反抗してヤンキーになるか、下のように人間不信のうつになるか。

それでは、どちらにせよ、心を閉ざしてしまう。

 

 

 

原発も同じだと思う。

 

 

 

原発自身が悪いのではなく、むしろ問題なのは人間も心。

 

まずは、原発自身を癒し、心を開く。それと同時に人間の心も開いていく。

それを可能とするのが今回のプロジェクトだと信じている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな話がある。

 

 

癌になった女の子。その子がある日から、癌にラブレターを書き始めた。

そうしたら次第に体調が良くなり、癌は自然治癒した。

 

科学的には証明できないが、こんな奇跡なこともありえる。

 

 

 

でもこれは少し未来になれば解明され、当たり前になる時がくる。

だから、今回のプロジェクトも、

 

 

「そんな事して何になるんだ?」

「意味ないし、意味わからない」

 

 

それでいいと思っている。

 

 

 

 

ただ、100年後には、

「今の時代では当たり前だけど、100年前の時代の人が、よく考えたな。」

と思うかもしれない。

 

 

「反対」と声をあげるだけではなく、

その先の世界を共に描きたいし、創造していきたい。

 

 

 

”恐怖”からの選択ではなく”愛”からの選択を。

 

 

 

だから、謙さんも怖い顔してないで笑ってほしい。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 

 

 

 

 

 

ほらそっちの方がいいよ。

 

 

「急に嫌われ者になったあなたへ」

 

怖かったよね。みんなに責められて悲しかったよね。

今までずっと頑張って支えてくれてありがとう。

 

 

僕は君の頑張りを知っているよ。

どんなに皆が君の事を否定しても、僕は君の事を信じている。

 

 

新しい時代を共に創ろう。手段はいろいろある。一緒に考えていこう。

 

 

 

 

 

 

川内原発前でそんな言葉を心の中で原発へ届けた。

 

 

ひとつ、川内原発が終わった。

原発の心がちょっとだけ開いた気がしたのはここだけの話。




次は玄海原発。北へ進んでる。







 

 

カヤノヒデアキ