今日もおやすみ、また明日ね。
少し暗くなった時間に歩きながら、ふと口ずさんだ、メロディーと歌詞。
「今日もおやすみ、また明日ね。」
ごくありきたりなこの言葉は、二人にしかわからない合言葉のようにしっくりはまる。
今日も一緒に寝れる喜びと、明日があるかわからない切なさ。
そのメロディーに乗せて歌うとなんだか泣きそうになる。
そのメロディーを忘れないように僕らは何度も歌った。
人生はいかに人を感動させるかではなく、いかに自分の人生に感動するかなような気がしいて、
そして、それを横で共有できる人がいるなんて
それはそれは幸せなことのように思う。
それが、他者には理解できない幸せであっても、二人には確かなものがある。
ヒデアキ
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